お金を貯める為に最も大切なマインドセット(考え方) 4選

どうも、なおです。

人生100年時代、「老後資金は2,000万円不足」ということが話題になりました。各自、「お金に対して真剣に考える」必要があります。

昔みたいに、「1つの企業にずっと勤めて徐々に昇給。それともに貯金を増やしていく」というのは到底難しい時代となっております。

そのため、積極的に貯金を増やすことを考えていかなければなりません。

そこでお金を貯めることに役立つ4つの考え方を紹介したいとおもいます。

目次

4つの考えまとめ

  1. 支払金額を実質時給を使って時間換算する
  2. 支払金額によって省略できる時間を考える
  3. そもそも、その支払が与えてくれる幸福量を考える
  4. その支払金額の将来の価値を考える

貯金を増やすためには?

当たり前のことですが、

貯金 = 収入(入ってくるお金) ー 支出(出て行くお金)

です。

「収入を増やす」か「支出を減らす」のどちらか、もしくはその両方を行えば、貯金は増えていきます。

「収入を増やす」方法は、転職・副業・起業など様々あるとは思いますが、なかなか骨の折れる内容だと思います。「支出を減らす」のは、はっきり言って「お金を使わなければいい」だけです。

ですが、『そのお金を使わないっていうのも簡単じゃない!』って思うかもしれません。その「お金を使わない」様にするために役立つマインドセット(考え方)を紹介したいと思います。

支出を減らす為のマインドセット(考え方)4選

準備:自分の実質時給を計算する

多くの人は「労働(時間)の対価」としてお金を稼いでいると思います。

「時給1,000円」「月給16万円」といった具合です。

ですが、ここで計算したいのは「実質」時給です。

この「実質」時給というのは、「仕事自体ではないが、仕事をおこなうことに付随して発生する時間」を考慮して計算することを言います。

「仕事自体ではないが、仕事をおこなうことに付随して発生する時間」を言い換えるならば、「その仕事を行なっていなかったら必要のない時間」のことです。例えば、通勤・仕事の準備・出張・仕事のストレス解消の時間などを指します。これも計算に入れるのです。

その、「実質」時給についてわかりやすく例を挙げると

月給:16万円
労働時間:一日8時間×勤務20日=160時間
仕事に付随する時間:通勤往復2時間×勤務20日=40時間

であれば、16万円 ÷(160時間 + 40時間)= 時給800円 ということになります。

考え方①:支払金額を実質時給を使って時間換算する

上でも述べた様に、多くの人は「労働(時間)の対価」としてお金を稼いでいます。

ということは、逆に「お金の価値を労働(時間)」に置き換えることができます。

例:「実質時給1,000円」の人が「2,000円のランチ」を食べるならば、そのランチの値段は「労働時間2時間」 になります。

その商品・サービスの購入は、相当する自分の労働時間に見合う価値があるのかを考えましょう。

考え方②:支払金額によって省略できる時間を考える

お金を支払うことが全て悪いというわけではありません。

「支払」よりも「支払によって省略できる時間 × 実質時給」が大きければいいのです。

どういうことか?わかりやすくするために例えば、洗車を考えてみてください。

洗車機を使って五百円だとします。自分で手洗いした場合、1時間かかるとしましょう。

実質時給が1,000円であった場合、洗車機を使うことは30分の価値と言えます。

つまり、洗車機を使うことは30分の時間を買うことができたのです。

その省略できた時間分、お金を稼げばトータルではプラスになります

考え方③:そもそも、その支払が与えてくれる幸福量を考える

考え方②と同様に、「支払」全てが悪というわけではありません。

「支払」によって得られる「物や省略できた時間」は人によって変わりません。

ただ、その得られた「物や省略できた時間」の価値は人によって違います。

例えば500円のケーキを買うとします。

辛党の人にとってはケーキはあまり嬉しくないものかもしれません。ですが、甘党の人にとってはなによりも嬉しいものになります。

甘党の人は500円節約するために、大好きなもの我慢する必要はありません。違うところで節約すればいいのです。

つまり、節約のために好きなものを我慢するのではなく、我慢できるところで節約すればいいのです。

考え方④:その支払金額の将来の価値を考える

お金の価値を長い目でみましょう。複利の力はものすごく強力です

例えば、年利5%で考えます。10年後には約1.6倍、20年で約2.6倍、30年で約4.3倍になるのです。

つまり、今の1万円節約すると、30年後の資産は4.3万円増えているのです。

その商品が4.3倍であっても買う価値はありますか?あるなら全然買って良いでしょう。

ちなみに、年利5%というのは非現実的な金利ではありません。米国のS&P500へ投資するインデックスファンドに30年前に投資をしていたら平均金利は約10%であったようです。
参考:マネーの達人

書籍紹介

上記考え方は「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」という本の中で『これは!常に持っておく考え方だ!』と思った内容の一部です。お金・仕事に対する考え方で参考になることが多く書いてあるので気になった方は是非手に取ってみては如何でしょう。

書籍代以上の価値はあるのは保証します。

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