少額からのIPO投資でお勧めな証券会社
ローリスクでお金を増やす方法はないかなと常々思っています。
いまさらながらIPO投資へのチャレンジを本気でやってみようと思っております。そこで、あまり元手が少ない状態でもチャンスを最大化するには「どの証券会社を口座を開設すればよいか?」調べてみました。
※IPOとは、「新規公開株」のこと。未上場の会社が上場する際に「指定された金額で株を買う権利」が投資家に配分されます。上場日最初の株は「指定された金額」より高いことが多いため、ローリスクで儲かります。なお、権利の配分方法は証券会社によって異なります。
その結果を共有したいと思います。
結論:IPO投資のため最適な証券会社は?
IPOの抽選申し込みは、はっきり言って申し込みを行う証券会社が多ければ多いほど良いです。1回しかくじを引けない人よりも10回くじを引ける人のほうが当たりやすいのは当たり前ですよね。
ただ、資金があまり多く持っていない人はそもそも、多くのくじに参加できません。
なので、 「完全平等抽選」&「0円抽選」を両方満たす、下記2つの証券会社は誰にでもチャンスはあるので、この2つは必ず口座開設しておきましょう。
- 岡三オンライン証券
- 松井証券
あとの会社は以下の順番が良いかと。
- SBI証券
- SMBC日興証券
- カブドットコム証券
- マネックス証券
① IPO抽選が「完全平等抽選」がある証券会社
資金力に応じて当選確率が上がるよう会社は、投資初心者には向きません。種銭がないので…。
どういうことか?
1,000万円持っているAさん と 100万円しかないBさんがいるとします。
資金力が多い人ほど当選しやすい証券会社ですと 1,000万 ÷ 100万 = 10 ということで、AさんのほうがBさんよりも10倍当たり易かったりします。
そこで、当選確率が完全に平等である証券会社を調べてみました。
なお、以下の証券会社以外でも「完全平等抽選」がある証券会社はありますが、取り扱いの一部であったり、そもそも取り扱い数が少なかったりと、労力に見合わなそうなものは省きました。
岡三オンライン証券
100% 完全平等抽選です。HPはこちらから。
松井証券
70% 完全平等抽選です。(松井証券が担当するIPO割り当て株数の内、70%が完全平等抽選)
マネックス証券
100% 完全平等抽選 です。HPはこちらから。
ただマネックス証券は、株式投資をする上でものすごく優秀なツールである「トレーニングステーション」を無料で提供しています。 個人的にはこの「トレードステーション」が投資銘柄を探す際、めちゃくちゃ役立つのでぜひ口座開設をお勧めします。ただ、それを利用するためには仕様上IPO抽選申し込みができなくなるので、IPO投資用の口座としては優先順位は少し下がってしまいます。
2020/08 「トレーニングステーション」がサービス廃止となりました。そのため、ぜひIPO申し込みに使用しましょう。
② IPO抽選に0円で参加できる証券会社
多くの証券会社では、IPO抽選に申し込みを行う際に「IPOに当選した時に、ちゃんと代金を支払えますよ。」という意思表示のため、口座にお金を入金しておく必要があります。
ただ、多くの顧客に門戸を開くために、「IPO抽選申し込み時には資金がなくてもいいよ。当選したら入金してね!」という初心者に優しい証券会社があります。
そうした証券会社を調べてみました。
なお、以下の2つの証券会社以外でも「0円抽選」がある証券会社はありますが、取り扱いの一部であったり、そもそも取り扱い数が少なかったりと、労力に見合わなそうなものは省きました。
岡三オンライン証券
IPO申し込み時の事前入金不要。
多くのネット証券では申込時に入金が必要な「完全前受制」ですが、岡三オンライン証券では口座に資金がなくても申込めます。
(当選後の購入時には相応の資金が必要となります)
岡三オンライン証券
松井証券
購入代金は抽選後に用意!購入代金は抽選後、購入申込期間最終日までにご用意いただきます。抽選時には購入代金をご用意いただく必要がなくなります。
松井証券
その他のIPO抽選におすすめ証券会社
あと3つ、個人的におすすめの証券会社を挙げておきます。
SBI証券
私はメインでこの証券会社を使ってます。「IPOチャレンジポイント」が旨いです!
- IPOの取扱い数が多く、上場するほとんどの銘柄で抽選に参加できる(IPO取扱数(2018年) 86(全体の96%))
- 「IPOチャレンジポイント」という制度があり、IPOの抽選に外れるとポイントがたまり、ポイントを使うことでIPOが当たりやすくなります。ポイントを使っても必ず当たるわけではないですが、当選しなかった時はポイントが戻ってくるので、いつかは必ずIPOが当たるしくみになっています。
- 申込口数に応じて、当選確率が上昇
HPはこちらから。
SMBC日興証券
- IPOの取扱い数が多い (IPO取扱数(2018年) 71(全体の79%))
- 主幹事になる数が多い
- 抽選配分は10%だが、抽選単位で1人1抽選権の「完全平等抽選」
HPはこちらから。
カブドットコム証券
- IPOの取扱い数は上記と比べると少し少ない(IPO取扱数(2018年) 24(全体の27%))
- 抽選配分が100%、抽選単位は1人1抽選権
HPはこちらから。
最後に
年金2,000万円問題など、今後日本の未来に対する暗いニュースが多いこの頃です。
リスクを少なく、儲けることがあるチャンスはぜひ利用していきたいですね。
同じように低リスクのチャンスである「立会外分売」について以前調べたので、興味ある方は併せて読んでみてください。